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飛騨高山に挟土秀平さんを訪ねて
先日、飛騨高山の挟土秀平さんを訪問。
Eテレのスイッチインタビューを見たのをきっかけに、久々にメールで連絡すると、速攻に電話をいただいた。
久しぶりの再会。

東京で会うのと違って、秀平さんのホームテリトリーの飛騨高山では、自然の中にとけ込んで、
なおかつ彼自身がもっと輝いている。


なので、久しぶりに高山へ。
 
まずは、秀平さんの家へ。
秀平組の技術がてんこ盛りになって改装された応接間へ。
障子、襖、床の間、照明等、一つ一つにコンセプトがあり、それを表現する作品が。
秀平さんは、ユニークなコンセプトを考え、それを表現するデザイナー。
一つの部屋にインパクトのある装飾で、こっちがしっかりしていないと圧倒されるぐらい。

 
中央の床の間には、宇宙が表現され、そこに月が浮かんでいる。
その床の間は、スイッチインタビューで、ダンサーで俳優の田中民(さんずい偏あり)さんが、
即興の踊りをしたところ。
テレビで見ても緊迫感があったけど、実際の床の間をみても、それを感じる。
前にすわって、ハアーって思ってしまった。

 
それから山里にある、秀平さんの珠玉のプロジェクトの場所へと。
かつて駅前にあり、こわされようとしていた大正時代に建てられた洋館が、今はここに。
移築、レストア、洋館の周りの自然環境を手探りと手作りで。新たな空間を創りだしている。

http://www.syuhei.jp/future/index.html
 
4年前に来た時は、木立の中に洋館がひっそりと移築されていた。
といっても、修理の技術をたぐり寄せる様に秀平組で改修する作業中。
窓はまだ未完成で保護ビニールが仮おきだった。
高い木立に見下ろされる様に囲まれ、秀平さんは、木々が虫食いで切らなくてはいけないので、
保全が心配だというような事を言っていた。熱く熱く、この洋館の再建を語っていた。
そして、左官の仕事の未来について危機感を持っていた。

 
そして私はある事を挟土さんに言ったら、それがとても気に入ってくれて、
以来彼のキーワードにしてくれていた。

 
再訪した洋館は、素人の目にはほぼ完成していた。
さらに建物の周りがすべて手作りで整えられていた。
といっても、整然とした庭ではなく、自然の姿の木立、野草などの下草、わき水、
わき水が必要な小さな生き物達が渾然一体となっていた。木立を通る風、光、香り、
鳥の声が、私を癒してくれた。

そこかしこにある石垣。秀平組の人たちが石を他所で見つけてきて、石を割、
割れ目同士組み合わせて積み上げてつくった石垣。
お城の石垣のよう。自然の形を組み合わせた石垣は見て飽きない。

 
深呼吸すると、そこにある気配、秀平組のパッションが体にしみこんだ気がする。

今回、午後の日の高いうち、真っ暗な夜と二通りの姿をみせてもらった。
夜更けは、洋館の応接間でテーブルを囲んで、さまざまな話をした。
 
そこでまた新しいキーワードが生まれたかも知れない。
秀平さんは、また前に進む。その場に立ち会えたかも知れない。
 
今日10月26日、NHK「仕事のプロフェッショナル」で再び秀平さんの紹介がある。
再放送もあるので、ご興味のある方は御覧になってください。
| ネコノテモカリタイ | 10:21 | - | - |
 
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